保定装置
こんにちは。戸越銀座KT矯正歯科のホームページをご覧いただきありがとうございます。
先日のブログで「後戻り」についてのお話をしたので、今日は後戻りを防ぐための保定装置を紹介します。
①固定式の保定装置
前歯の裏側に接着材で細いワイヤーを張り付けるタイプの装置です。
前歯はでこぼこや隙間などが再発しやすい部位のため、ワイヤーで固定する方法をよく用います。
取り外しがないのでわずらわしさは少ないですが、汚れがたまりやすくなるため注意が必要です。特に下の前歯はもともとつきやすいので歯間ブラシなどを用いることをお勧めしています。
②取り外し式の保定装置
歯並び全体を覆うタイプの装置です。ワイヤータイプの装置とマウスピースタイプの装置があります。ワイヤータイプの装置も前歯の部分だけ目立ちづらい透明なプラスチックの材料に変更することもできます。
取り外しの手間はありますが、歯磨きは容易になります。
ただ、装置の使い始めはとても後戻りがしやすい状況であり、1日つけるのを忘れてしまうだけで装置がちゃんとはまらなくなるなどのトラブルが起きてしまう可能性があり注意が必要です。
どの種類の保定装置を使用するかは最初の歯並びやかみ合わせの状態、治療中の歯の動き方、きれいな歯並びになった時のかみ合わせの状態を考慮して決めていきます。
矯正治療にご興味のある方はぜひ当院の無料相談にいらしてください。
実際に使用する装置を見ていただきながら説明させていただきます。